生産終了となったシーケンサ、タッチパネル、サーボアンプなどの通販サイト

  • 0266-75-5143
  • 受付時間 平日8:30~17:20
メール
電話する カート

FPシリーズの動作確認方法の紹介

このページでは、PanasonicのPLC、FPシリーズのFP0、及び、FP2の当社における動作確認方法をご紹介します。当社が具体的にどのように動作確認を行っているのかを知っていただき、少しでも安心してご購入いただけるよう作成しています。

FP0とFP2は既にメーカーが生産を終了している機種です。しかし私たち保守部品.comは、生産終了した製品を主に取り扱うサイトです。あえてこの機種を選び記事を作成しました。

1. プログラムの読み書きの確認

当社では、プログラミングツールを使って次項で説明するテストプログラムを転送しながら、PLCへの読み書きが正常に行えるかを確認しています。FPシリーズのプログラミングツールには、Windows版ソフトやDOS版ソフト、ハンディプログラマがありますが、当社では、Windows版ソフトの「Control FPWIN GR」を使用しています。これはFP7、FP0Hを除くFPシリーズ全機種に対応したソフトです。

ちなみに、メーカーのサイトを見ると、既に「Control FPWIN GR」は「受注終了」と記載されていますが、モノタロウのこのページでは現在でも販売中のようです。(2022年9月現在)。ただ、2015年に受注を終了している製品ですので、在庫がなくなれば販売終了となるのだと思います。差分ファイルはこちらのページからダウンロードできるので、Ver.2.0以降をお持ちであれば、Ver.2.96にバージョンアップすることができます。

2. 入出力の動作確認

上の写真と図は、当社で作製したFP2シリーズの入出力ユニット用の動作確認ケーブルとその回路図です。回路図の通り、X0はY0に接続、X1はY1に接続・・・というように入力と出力のアドレスが同じになるように配線されています。このため、Y0をONさせるとX0がON、Y1をONさせるとX1がONするというように、出力のアドレスと同じアドレスの入力がONします(実際にはCPUの認識するXとYのアドレスはn桁異なります)。こうすることで動作確認をしやすくし、不良の流出を防いでいます。

これは動作確認を行う際に実行させているプログラムです。前半が入出力ユニットの動作確認用、後半がアナログ入力ユニットの動作確認用となっています。このプログラムにおける入出力ユニットの動作確認方法は、出力を1点ずつ順次ONさせていくというものです。そうすることで、たとえばどれか1点がONしないとか、どれか1点がONしっぱなしになっているといった不具合を発見することができます。

後半のアナログ入力ユニットの動作確認用のプログラムは少し複雑に見えますが、ch0~7のスケール変換を行っているだけです。たとえばアナログ入力ユニットに10Vの電圧を与えると、32,768というデジタル値になってしまうところを、1000となるように変換することで、動作確認をしやすく、また、不良を発見しやすくしています。

実際の動作確認のようすです。さきほどの動作確認ケーブルを接続した状態でプログラムを実行します。そうすると、ランプを見ていただくとわかるのですが、出力のアドレスと同じアドレスの入力がONしていることが確認できます。

また、入力ユニットが正常であるかを見極める方法として、上記のプログラムを実行した状態で、プログラミングツールのデータモニタを見ながら、入力の数値と出力の数値が同じであるかを確認しています。そうすることで、出力に連動してきちんと入力がONしていることを確認することができます。

入力ユニットの動作確認は、ユニット前面のLEDランプが点灯するかだけを確認すればよいのではなく、CPUが認識しているかを確認してはじめて「確実な動作確認」と言うことができると思います。そのため、LEDランプの点灯を確認するだけではなく、データモニタを活用しながら、CPUが入力をきちんと認識しているかを確認しています。

入出力ユニットの動作確認というのは、様々な種類のユニットがある中で、比較的簡単な動作確認ではあるのですが、実は最も故障の確立の高いユニットです。特に出力ユニットは、どれか1点だけONしなかったり、どれか1点だけONしっぱなしといったことが多く発生します。他の種類のユニット、例えばネットワークユニットや位置決めユニット、高速カウンタユニット、アナログ入出力ユニット等は、用途から考えても内部回路に過負荷や突入電流が流れることは滅多にありません。なので故障の確立はかなり低くなります。ですが出力ユニットとなると、直接大きな負荷をON/OFFすることも多いですから、内部のトランジスタやリレーが破損することが起こりがちです。このため当社では、出力ユニットであれば、きちんと1点ずつトランジスタやリレーがON/OFFするかを確認しますし、入力ユニットであれば、1点ずつCPUが認識するかを確認するというように、慎重で念入りな動作確認をしています。

FP0シリーズの動作確認方法についても紹介したいと思います。上の写真は当社で作製したFP0シリーズ用の入出力の動作確認ケーブルとその回路図です。さきほど紹介したFP2と同じように、X0はY0に接続、X1はY1に接続・・・というように、入力と出力のアドレスが同じになるように配線されています。この状態でY0をONさせるとX0がON、Y1をONさせるとX1がONするというように、出力のアドレスと同じアドレスの入力がONします。こうすることで確認をしやすくし、不良の流出を防いでいます。

実際の動作確認のようすです。さきほどの動作確認ケーブルを接続した状態でプログラムを実行します。ランプを見ると、出力のアドレスと同じアドレスの入力がONしていることがわかります。

3. アナログ入力ユニットの動作確認

FPシリーズのアナログ入力ユニットの動作確認方法も紹介します。当社ではアナログ入力ユニットの動作確認をするときは、当社独自開発の動作確認ツールを使用します。そのツールには、任意のアナログ電圧を出力できる「A1S62DAアナログ電圧出力機能」という機能があります。その機能を使ってアナログ入力ユニットに与える電圧を変化させながら動作確認を行います。

プログラミングツールのデータモニタを見ながら、アナログ電圧が正しい値を示しているかを確認します。この例ではチャンネル0に7.5Vの電圧を与えています。「750」と表示されていますので、このアナログ入力ユニットのチャンネル0は正常に機能していることがわかります。このようにして全チャンネルの動作を確認し、それぞれがチャンネルの変換値が誤差内に収まっているかを確認します。OKかNGかの判定には、メーカーのカタログの性能仕様を参照しています。「誤差±1.0%」とあれば、その範囲に入っていればOKとし、範囲外であればNGと判定しています。

4. 当社で動作確認可能なFP0、FP2シリーズの一覧表

FP0

ユニット名称品番(型番)
コントロールユニットAFP02113(FP0-C10RM)
AFP02113C(FP0-C10CRM)
AFP02123(FP0-C10RS)
AFP02123C(FP0-C10CRS)
AFP02213(FP0-C14RM)
AFP02213C(FP0-C14CRM)
AFP02223(FP0-C14RS)
AFP02223C(FP0-C14CRS)
AFP02343(FP0-C16T)
AFP02343C(FP0-C16CT)
AFP02353(FP0-C16P)
AFP02353C(FP0-C16CP)
AFP02543(FP0-C32T)
AFP02543C(FP0-C32CT)
AFP02553(FP0-C32P)
AFP02553C(FP0-C32CP)
AFP02643C(FP0-T32CT)
AFP02653C(FP0-T32CP)
増設ユニットAFP03003(FP0-E8X)
AFP03013(FP0-E8RM)
AFP03020(FP0-E8YRS)
AFP03023(FP0-E8RS)
AFP03040(FP0-E8YT)
AFP03050(FP0-E8YP)
AFP03303(FP0-E16X)
AFP03313(FP0-E16RM)
AFP03323(FP0-E16RS)
AFP03340(FP0-E16YT)
AFP03343(FP0-E16T)
AFP03350(AFP03350)
AFP03353(AFP03353)
AFP03543(FP0-E32T)
AFP03553(FP0-E32P)
高機能ユニットAFP0401(FP0-A80)
AFP04121(FP0-A04V)
AFP04123(FP0-A04I)
AFP0480(FP0-A212)
熱電対ユニットAFP0420(FP0-TC4)
AFP0421(FP0-TC8)
電源ユニットFP0-PSA4(AFP0634)

FP2

ユニット名称品番(型番)
CPUユニットFP2-C2L(AFP2221)
FP2-C2(AFP2231)
FP2-C2P(AFP2235)
FP2-C3P(AFP2255)
入力/出力/入出力ユニットAFP23023(FP2-X16D2)
AFP23101(FP2-Y6R)
AFP23103(FP2-Y16R)
AFP23403(FP2-Y16T)
AFP23503(FP2-Y16P)
AFP23064(FP2-X32D2)
AFP23067(FP2-X64D2)
AFP23404(FP2-Y32T)
AFP23407(FP2-Y64T)
AFP23467(FP2-XY64D2T)
AFP23477(FP2-XY64D7T)
AFP23504(FP2-Y32P)
AFP23507(FP2-Y64P)
AFP23567(FP2-XY64D2P)
AFP23577(FP2-XY64D7P)
アナログ入力/出力用 高機能ユニットAFP2400L(FP2-AD8VI)
AFP2401(FP2-AD8X)
AFP2402(FP2-RTD)
AFP2410(FP2-DA4)
マザーボードAFP25005(FP2-BP05)
AFP25007(FP2-BP07)
AFP25009(FP2-BP09)
AFP25010EH(FP2-BP10EH)
AFP25011MH(FP2-BP11MH)
AFP25012(FP2-BP12)
AFP25014(FP2-BP14)
電源ユニットAFP2631(FP2-PSA1)
AFP2632(FP2-PSA2)
AFP2633(FP2-PSA3)

私たち保守部品.comの使命は、確実に動作する製品をお届けすることで皆様の生産設備を守ることです。今後も動作確認に力を入れ、お客様が安心してご利用いただけるよう最大限の努力をしてまいります。

営業カレンダー

2018/07

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
    
  • 定休日

ページトップへ