動作確認方法の紹介
具体的な動作確認方法の紹介
当社が具体的にどのように動作確認を行っているのかをご紹介します。全てのFA部品についての動作確認方法は紹介しきれませんが、当社の言う「確実な動作確認」とはどのようなものかを知っていただけたらと思い作成いたしました。
サーボアンプ
- MR-H-A
- MR-H-B
- MR-J-A
- MR-J2S-A
- MR-J2S-B
- MR-J3-A
- MR-J3-B
- SGD,SGDA,R88D-U
- SGDM,SGDH,R88D-W
- MINAS EXシリーズ
- MINAS Aシリーズ
タッチパネル
位置決めユニット
アナログ入出力ユニット
ネットワークユニット
コンパクトPLC
動作確認=「簡単なチェック」ではありません
動作確認というと、「簡単なチェック」というイメージをお持ちの方も少なくないと思います。でも当社の動作確認はそうではありません。お客様からの信頼を大切にするために、FA部品のそれぞれについて使い方や機能をよく理解した上で動作確認を行っています。しかしそれは容易なことではありません。特に当社の主な取り扱いFA部品であるシーケンサーは、メーカーごとにプログラミング方法が異なりますし、開発ツールの使い方も異なります。同じメーカーであっても、機種ごとにそれらが異なることも多々ございます。これはサーボアンプやタッチパネルも同様です。メーカーごとに使い方や機能、設定ツールが異なります。当社では30年以上も前に製造された機種から最新の機種までを幅広く取り扱いますから、身に付けるべき知識は膨大になります。
また、ツールの充実も重要になってきます。シーケンサやサーボアンプ等とパソコンを結ぶ転送ケーブルや専用ソフトウェアをメーカーごと・機種ごとに用意しなければなりません。25年以上前の機種になってきますと、NECのPC-98シリーズという昔のパソコンが必要になることもあります。さらに、サーボアンプが正常に動作するかを確認するには、それと組み合わせる純正のモーターを容量別に用意しなければなりません。
このように確実な動作確認を行うには、無限にあるFA部品について、それぞれ使い方や機能を理解していなければならないため膨大な知識が必要である上に、メーカーごと・機種ごとに専用ケーブルや専用ソフトウェアなどを確保しなければなりません。
当社は1997年の創業以来、確実な動作確認を行うための体制構築に尽力し続けてまいりました。動作確認ソフトウェアを独自開発し、FA部品(検査対象)ごとに動作確認ケーブルやマニュアルを作成しています。それらは長い年月をかけてブラッシュアップを重ねてきましたから、担当者に依存せずとも検査漏れや検査ミスを防ぐことができ、高い検査品質を維持できる体制が整っています。また、転送ケーブルや専用ソフトウェアなどのツールも豊富に保有しています。これも長い年月をかけて少しずつ確保してきたものです。当社の確実な動作確認は、このように長い年月にわたり培われてきた経験と知識、そして、豊富なツールの確保によって実現されています。